研究課題/領域番号 |
25820308
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
初田 香成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70545780)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 戦災復興 / 大土地所有 / 歌舞伎町 / 戦災復興区画整理 / ニューヨーク / ガーメント・ディストリクト / 財産税 / 峯島家 / 土地所有 / GHQ / 住宅金融公庫 / 持家 / 闇市 / Garment District / 戦災復興土地区画整理 / 戦後 / 恵比寿 |
研究成果の概要 |
現在の日本の土地所有の一つの起源に戦災復興期の大土地所有の解体がある。農村部の農地改革に対し、1946年の財産税や金融緊急措置令、当時の戦後改革の風潮などにより都市部の大土地所有者は土地を手放し敷地は細分化していく。この時期の都市空間形成に影響力を持ったのは公的主体や民間ディベロッパーではなく一般の人々、とくに東京・山の手では借地人を中心とする商店街などの自営業者層であった。それはペンシルビル群からなる戦後日本独特の景観にもつながっていく。本研究はこの間の実態を新宿・歌舞伎町の戦災復興土地区画整理事業を題材に解明した。また、ニューヨークにおける1920年代の高層ビル建設過程と比較考察を行った。
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