研究課題/領域番号 |
25820312
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
|
研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
崎山 俊雄 秋田県立大学, システム科学技術学部, 准教授 (50381330)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 都道府県 / 営繕組織 / 建築技術者 / 人材移動 / キャリア形成 / 明治時代 / 大正時代 / 多様性 / 地方制度 / 職員録 / 職員履歴 / 明治・大正期 / 成立過程 / 明治前半期 / 建築教育 / 明治期 / 大正期 |
研究成果の概要 |
本研究では、近代日本における府県庁の建築組織と技術者に関する歴史資料を収集し、それらの変遷過程と史的意義について検討した。得られた成果は以下の2点に要約できる。 ①組織の性格は、県によりいくつかのタイプに分けられた。江戸時代との連続性の強い組織や、逆に明治政府との繋がりの強い組織などを確認することができた。 ②明治期には、県を越えての技術者の移動が非常に活発であった。彼らは出身地や初任地にとどまったわけでは決してなく、技術と人的繋がりを武器に、自らのキャリアを形成していったことが明らかになった。その過程からは、東京や中央政府を目指すだけではない多様な近代技術者像が浮かび上がってくる。
|