研究課題/領域番号 |
25820415
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 首都大学東京 (2014-2015) 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 (2013) |
研究代表者 |
渡邊 裕樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 助教 (30648390)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 電子源 / 高周波放電 / 電気推進 / ホールスラスタ / イオンエンジン / プラズマカソード / 宇宙推進 / ヘリコンプラズマ / プラズマ応用 |
研究成果の概要 |
イオンエンジンやホールスラスタの従来の電子源であるホローカソードの代替となる宇宙用電子源を目指して,電子生成に高周波放電を用いた電子源を製作し,外部磁場による電子放出性能への影響を評価した.実験結果より,高周波電力が100 W以下の作動範囲では,外部磁場が放出電子電流に与える影響は小さく,ヘリコン波によるプラズマ生成,それに伴う電子電流の増加は確認されなかった.また,製作した電子源をホールスラスタと組み合わせ作動させた結果,ホローカソードと同程度の放電電流および推力が出力可能であることを確認した.一方で,0.3 kWを超えるホールスラスタへの適用にはさらなる省電力化が必要であることが判明した.
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