研究課題/領域番号 |
25820453
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
酒瀬川 英雄 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門 六ヶ所核融合研究所, 副主任研究員 (00566250)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | フィルター / 低融点合金 / 焼結金属 / 原子炉 / 自動ベント機能 / コールドトラップ効果 |
研究成果の概要 |
2011年の福島第一原発事故においてベント設備が十分に機能しなかったことは事故の深刻化を招いたことの一つとして認識されている。このためベント設備の改善は安全対策の一つとして意義深い。本研究はこの改善に貢献するための低融点合金を含浸した金属製多孔質フィルターの創成を目的として、Sn-Bi系合金を含浸した酸化物分散強化型鋼製フィルターを研究開発した。これはある温度(共晶点)以上になれば低融点合金が溶け出して自然開孔、自動的にベント機能が発現する、また、放射性セシウムや放射性ヨウ素に対しても多孔質フィルターのコールドトラップ効果によりその外部放出を低減する効果も期待できるものである。
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