研究課題/領域番号 |
25830018
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
堀 沙耶香 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (20470122)
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研究協力者 |
三谷 昌平
飯野 雄一
小田 茂和
末廣 勇司
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | synaptogenesis / gap junction / Optogenetics / C. elegans / Aversive behavior / atonal / 光遺伝学 / ギャップ結合 / シナプス選択 / 逃避 / イネキシン / 感覚鈍麻 / 神経発生 / 神経行動学 |
研究成果の概要 |
シナプス結合選択性の分子機序の解明は、脳の理解や医療を見据えた基礎研究として重要だが、中枢神経系では不十分である。申請者は、全シナプス結合が既知の唯一のモデル生物 線虫を対象に、重要行動の逃避のシナプス形成機構を解析した。まず、神経系に発現する転写因子217 種類を解析し、逃避に関わる18 種類の候補を得た。中でも、lin-32(atonalホモログ)について、選択的な電気シナプス形成異常を見出した。哺乳動物では、atonalホモログと電気シナプスが聴神経機能に関わり、関連が示唆される。本研究は、今後、普遍的な分子機序を明らかにできると期待される。
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