研究課題/領域番号 |
25830046
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
飯塚 朗 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (10466683)
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連携研究者 |
平井 宏和 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70291086)
中村 和裕 群馬大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (10327835)
今野 歩 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (40509048)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 脊髄小脳変性症1型 / メマンチン / NMDA受容体 / 小脳 / プルキンエ細胞 / 神経変性疾患 / 脊髄小脳変性症 / 神経変性症 |
研究成果の概要 |
脊髄小脳変性症1型は進行性の遺伝性神経変性疾患であり、その変性メカニズムはいまだわかっていない。我々は脊髄小脳変性症のモデルマウスにシナプス外NMDA受容体の阻害剤であるメマンチンを4週齢から経口投与したところ、メマンチンを投与したモデルマウスでは、延命効果や体重の正常な増加が認められた。さらに、小脳のプルキンエ細胞死や延髄における迷走神経背側核の運動神経細胞死が抑制されていた。これらのことから、脊髄小脳変性症1型モデルマウスにおいてシナプス外NMDA受容体の活性化は神経細胞死に関わっていることが示唆された。また、メマンチンが人の脊髄小脳変性症1型の治療薬として使える可能性を示した。
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