研究課題
若手研究(B)
IL1RAPL1欠損マウスは、大脳皮質2/3層や海馬CA1領域の錐体細胞で、樹状突起上に形成されるスパインの密度が減少していることを明らかにした。IL1RAPL1欠損マウスに網羅的行動テストバッテリーを行い、空間の参照記憶や作業記憶、恐怖記憶の遠隔記憶が障害されていることを明らかにし、IL1RAPL1欠損マウスは知的障害のモデルマウスとなり得ることを示した。また、IL1RAPL1欠損マウスは、軽微な行動様式の限局が見られ、社会性が亢進していることを明らかにした。さらに、IL1RAPL1欠損マウスは、自発的活動が亢進し、広い空間や高さに対する不安が軽減していることも明らかにした。
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日本薬理学雑誌
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http://researchmap.jp/3310/