研究課題/領域番号 |
25830057
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
河下 映里 同志社女子大学, 薬学部, 助教 (80509266)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | α2-antiplasmin / 記憶 / 樹状突起 / 神経細胞 / α2アンチプラスミン / 線維素溶解系因子 |
研究成果の概要 |
本研究では、α2-Antiplasmin (α2AP)が空間記憶、情動記憶、運動学習に関与していることを明らかにした。また、海馬由来神経細胞において、外因性α2APが微小管結合タンパク質であるMAP2の発現を誘導し、樹状突起の伸長及び分岐を誘導することを見出した。また、α2APによる樹状突起の伸長及び分岐にp38 MAPKの活性化が関与していることを明らかにした。以上より、α2APは樹状突起の伸長及び分岐を制御し、記憶形成において重要な因子である可能性が示唆された。
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