研究課題/領域番号 |
25830094
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
|
研究機関 | 独立行政法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
服部 奈緒子 独立行政法人国立がん研究センター, 研究所, 研究員 (30611090)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | エピジェネティクス / ヒストン修飾 / ES細胞 / 幹細胞 / クロモドメイン |
研究成果の概要 |
本研究では、分化多能性に関わるヒストン修飾リーダーを同定する目的で、クロモドメインタンパク質Cdyl2の幹細胞における機能を解析した。ノックダウンES細胞および過剰発現ES細胞の解析から、Cdyl2は、マウスES細胞の未分化状態の維持に重要であることが示された。また、ChIP assayから、Cdyl2は分化関連遺伝子の転写開始点近傍に結合することがわかった。さらに、Cdyl2はEZH2と結合すること、H3K27me3を認識することが示された。よって、Cdyl2は、EZH2によりメチル化された分化関連遺伝子に結合し、それらの発現を抑制することでES細胞の未分化性を保っていると考えられる。
|