研究課題/領域番号 |
25830106
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
秋田 薫 京都産業大学, 総合生命科学部, 助教 (10449506)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 子宮内膜症 / 腫瘍マーカー / 糖鎖 |
研究成果の概要 |
上皮性卵巣癌は婦人科癌の中で最も死亡数が多い悪性腫瘍である。卵巣癌の血清診断マーカーの中で、CA125は代表的なマーカーとして利用されているが、子宮内膜症などの良性疾患に対して高い偽陽性率を示す。本研究では、卵巣癌の診断精度の向上を目的として、子宮内膜症と卵巣癌患者におけるCA125の質的差異を検出する新たなアッセイ方法の開発に取り組んだ。この結果、卵巣癌患者由来のCA125は子宮内膜症患者由来の同分子と比較して、メソテリン結合能が有意に高いことを見いだした。つまり、メソテリンへの結合能は両疾患における本腫瘍マーカーの質的差異を評価する上での有用な指標となることが示唆された。
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