研究課題/領域番号 |
25830114
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大野 栄三郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (00447822)
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研究協力者 |
千賀 威 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 准教授
後藤 秀実 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授
廣岡 芳樹 名古屋大学, 医学部附属病院, 准教授
大林 友彦 名古屋大学, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Near-infrared radiation / apoptosis / gemcitabine / caspase-3 / pancreatic cancer / 近赤外レーザー / 膵癌 |
研究成果の概要 |
915nmの近赤外線が膵癌細胞の増殖や生存に与える影響の検討。膵癌細胞(KP4、MIA-PaCa2、PK9)、線維芽細胞(KMST-6)に対し、波長915nmの近赤外線を低出力、短時間で照射した結果、癌細胞の形態変化及び細胞死(apoptosis)が誘導されていることを確認した。また抗癌剤であるgemcitabineと併用した照射(4W 7min)を行い、併用群は単独群と比較し有意にapoptosis誘導率が高く、相乗効果があることが判明した。 レーザー照射による発熱効果は平均11℃の上昇を認めたが、照射域の最高温度からはapoptosis効果が温度上昇により誘導された可能性は低いと思われた。
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