研究課題/領域番号 |
25830121
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
久米 浩平 岩手医科大学, 医学部, ポストドクター (10609663)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 抗癌剤耐性 / 癌性腹膜炎 / RNAポリメラーゼ / 逆相タンパク質マイクロアレイ / RNAポリメラーゼII / TAF15 / 薬剤寛容性細胞集団 / コロニー形成 / シスプラチン |
研究成果の概要 |
根治的手術および術後補助化学療法を行っても、再発は一定の確率で起こる。我々は、再発癌のモデルと考えられる、抗癌剤存在下に出現する癌細胞コロニー(drug-tolerant colonies, DTCs)を分子細胞生物学的に解析した。我々は独自に開発した逆送タンパク質マイクロアレイ解析から、DTCsは既知の薬剤耐性関連分子では区別できない細胞集団である事を明らかにし、DTCs阻害化合物のスクリーニングからRNAポリメラーゼ阻害剤 (RNAPi) を同定した。RNAPiをシスプラチンと併用すると、マウス腹膜播種再発モデルにおいて結節数の減少および生存期間の延長が観察された。
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