研究課題/領域番号 |
25830133
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
板東 哲哉 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (60423422)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エピゲノム / 器官再生 / 脱分化 / 再生 / エピジェネティクス / ヒストンH3K27me3 / ポリコーム |
研究成果の概要 |
コオロギの脚を切断すると、分化した細胞が脱分化し再生芽が形成される。再生芽ではいくつかのエピジェネティック因子の発現が上昇していた。ヒストンH3の27番目のリジン残基のメチル化を制御するE(z)とUtxに着目して解析を行ったところ、これらエピエジェネティック因子はヒストンのメチル化を制御することでパターン形成遺伝子の発現を調節し、脚再生における形態形成に寄与した。DNAメチル化を制御する因子は脚再生に貢献せず、コオロギではヒストン修飾を介したエピジェネティックな遺伝子発現調節が重要であることが分かった。
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