研究課題
若手研究(B)
霊長類生殖組織における小分子RNAを介したトランスポゾンの発現抑制に関しては未知の部分が大きい。そこで、霊長類モデル生物マーモセットの小分子RNAを次世代シーケンサにより網羅的に解析した。その結果、マーモセット精巣において、トランスポゾン領域由来の新規miRNAなどを同定すると同時に、発現している小分子RNAの大部分がpiRNAに占められていることを見いだした。piRNAについて詳細な解析を進めたところ、多くがトランスポゾン類似配列やトランスポゾン自身に由来していた。さらに、トランスポゾンの転移能と発現するpiRNA量などの特徴を解析し、piRNAによるトランスポゾン抑制モデルを提唱した。
すべて 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件)
Cell Reports
巻: 10 号: 2 ページ: 193-203
10.1016/j.celrep.2014.12.013
Annual Review of Biochemistry
巻: 84 号: 1 ページ: 405-433
10.1146/annurev-biochem-060614-034258
RNA
巻: 20 号: 8 ページ: 1223-1237
10.1261/rna.045310.114
Cell Rep.
巻: 8 号: 1 ページ: 103-113
10.1016/j.celrep.2014.05.043
Nat Commun
巻: 5 号: 1 ページ: 4497-4497
10.1038/ncomms5497
Molecular Cell
巻: 56 号: 5 ページ: 615-616
10.1016/j.molcel.2014.11.010
Genes Dev.
巻: 27 号: 15 ページ: 1693-1705
10.1101/gad.221150.113
巻: 19 (4) 号: 4 ページ: 490-7
10.1261/rna.036608.112
実験医学
巻: 31 ページ: 98-106