研究課題/領域番号 |
25830142
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
システムゲノム科学
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研究機関 | 九州大学 (2014-2015) 東京大学 (2013) |
研究代表者 |
宇田 新介 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (20599609)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | システム生物学 / シグナル伝達 / 情報理論 / 堅牢性 / 頑健性 |
研究成果の概要 |
シグナル伝達系に着目し,情報理論の枠組みを適用することで,定量的にシグナル伝達系の情報伝達を評価した.実際の細胞のシグナル強度を1細胞レベルで計測した実データを用い,情報伝達を相互情報量によって測ることに成功している. PC12細胞の情報伝達を調べた結果,成長因子の種類によらず早期応答遺伝子へと伝達される情報量は約1ビット程度であったが,成長因子の種類によって,情報伝達に用いる主な経路は異なることがわかった.また,阻害剤を用いた薬理的摂動に対して,伝達される情報量は頑強に保たれる傾向があることがわかった.情報伝達が頑強である要因のひとつとして,相補性があることがわかった.
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