研究課題/領域番号 |
25830149
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
|
研究機関 | 中央大学 (2014) 東京大学 (2013) |
研究代表者 |
海部 健三 中央大学, 法学部, 助教 (30615258)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | ニホンウナギ / 放流 / 耳石 / 安定同位体 / 安定同位体比 / 資源保全 / 酸素安定同位体比 |
研究成果の概要 |
ニホンウナギの天然加入個体と放流個体とを識別する手法を開発した。 4県20経営体に対する調査により、養殖場における飼育水が一般的に28℃から30℃の淡水であることが確認され、天然加入個体と養殖場から購入・放流される個体とでは、耳石の酸素・炭素安定同位体比が異なると予測された。 天然加入個体106個体と養殖個体314個体を入手し、耳石安定同位体比を比較した。非線形判別モデルにより判別分析を行ったところ、教師データの判別率は98.6%であった。天然加入が途絶えていると報告されている福井県三方湖で捕獲された20個体に、判別モデルを適用したところ、90%に養殖場の経験がある(放流個体である)と判別された。
|