研究課題/領域番号 |
25830152
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
大庭 伸也 長崎大学, 教育学部, 准教授 (20638481)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 絶滅危惧種 / 水生甲虫 / 移動分散 / 系統地理 / 地球温暖化 / ゲンゴロウ科 / 標識再捕獲 / 生活史 / 集団遺伝構造 |
研究成果の概要 |
大型ゲンゴロウ類の仲間の多くは絶滅の危機に瀕している。ゲンゴロウとクロゲンゴロウの個体数は減少しているが、それらの近縁種のコガタノゲンゴロウ(コガタノ)は増加傾向にある。諸形質について種間で比較したところ、コガタノは他の2種に比べ、①高温下で幼虫の生存率及び成長速度が高まること、②成虫は活発に飛翔すること、③地域間(本州から南西諸島)で遺伝的変異がほとんどないことが判明した。以上の結果から、近年の地球温暖化の影響でコガタノが増加し、成虫は高い移動分散能力を持つことから、過去に減少または絶滅した地域へと再定着していると考えられた。
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