研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、分子量884kDaの巨大蛋白質複合体であるGroEL-ES複合体について、核磁気共鳴法を用いて、蛋白質複合体内に存在する運動性を捉える手法を開発した。代表者は蛋白質を構成するアミノ酸に対し、部位特異的に高度な安定同位体標識を施すことにより、GroEL-ES複合体の核磁気共鳴信号を高感度に観測する手法を確立し、複合体の形成に伴う運動性の変化を捉えることに成功した。本手法を利用する事により、多くの生体高分子複合体について立体構造、動的側面から生体機能を明らかにすることが期待できる。
すべて 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (4件)
Protein Expr. Purif.
巻: N/A ページ: 248-254
10.1016/j.pep.2014.01.006
J. Magn. Reson.
巻: 241 ページ: 148-154
10.1016/j.jmr.2013.10.001
J. Biomol. NMR
巻: 57 号: 3 ページ: 237-249
10.1007/s10858-013-9784-0
Journal of Biological Chemistry
巻: (in press) 号: 21 ページ: 15303-17
10.1074/jbc.m112.434795
http://str.bio.nagoya-u.ac.jp:8080/Plone/753265908358/753265908358/78147a76696d7e3e
http://www.bio.nagoya-u.ac.jp/paper/23th.html
http://www.bio.nagoya-u.ac.jp/paper/index.html