研究課題/領域番号 |
25840032
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
金岩 知之 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 招へい研究員 (60647519)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Wnt / グリピカン / ヘパラン硫酸 / wnt |
研究成果の概要 |
Wntは、細胞の増殖や分化など様々な細胞機能を制御しており、複数のシグナル経路が存在している。しかし、Wntシグナル経路の選択的な制御機構はほとんどわかっていない。私共の研究室はHS鎖を側鎖に持つグリピカン(GPC)4が、Wntシグナル経路の選択的な制御に関与していることを見出した。そこで、本研究はGPC4に着目し、Wntシグナル経路の選択的活性制御機構の解明を目指した。その結果、GPC4はHS鎖を介してWntシグナル経路を活性化していること明らかにした。さらに詳細な側鎖構造の解析の結果、HS糖鎖の構成二糖単位ではなくその長さが、Wntシグナル経路の選択的な制御に重要であることが示唆された。
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