研究課題/領域番号 |
25840036
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
山下 哲生 香川大学, 医学部, 助教 (80444727)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 活性酸素 / 反応機構 / フラボプロテイン / 基質結合部位 / NADH脱水素酵素 / ミトコンドリア / 電子伝達系 / エネルギー代謝 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
ミトコンドリアで機能するType II NADH脱水素元酵素(NDH-2)は活性酸素をほとんど生成しないが、NDH-2の反応機構を含め活性酸素の生成を抑制する機構は十分に解明されていない。そこで、活性酸素の生成量を増加させるThr239変異体と野生型酵素の生化学的比較を行い反応機構と活性酸素生成との関係を調べた。反応速度論的解析、分光学的解析および物理化学的解析により、酵素反応過程で生じるNDH-2の補欠分子族FADのセミキノン型と基質NADHとの間の電荷移動錯体の形成が活性酸素生成抑制に重要であることが強く示唆された。
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