研究課題/領域番号 |
25840058
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 分子科学研究所 |
研究代表者 |
向山 厚 分子科学研究所, 協奏分子システム研究センター, 助教 (80647446)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 生物時計 / タンパク質 / 構造変化 / 時計タンパク質 / 概日リズム |
研究成果の概要 |
シアノバクテリアの生物時計はKaiA、KaiB、KaiCの3つのタンパク質から構成されている。本研究では中心振動体であるKaiCの構造変化を解析した。KaiCは2つのリングが積み重なった6量体構造を形成し、近年の研究からN末端側リングのATPaseが周期の規定に関与していることが指摘されている。そこで、部位特異的にトリプトファン(Trp)を挿入したKaiCを作成し、時分割蛍光スペクトル測定を行った。挿入Trpからの蛍光強度成分の周期的な変動を観測し、N末端側リングの構造変化を捉えることに成功した。一方、観測された強度変化は微弱であり、振動中の構造変化は非常に繊細であることを示している。
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