研究課題/領域番号 |
25840091
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
加藤 譲 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 助教 (60570249)
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研究協力者 |
勝木 健雄 University of California, San Diego, Kavli Institute for Brain and Mind
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | マウス / 生殖細胞 / 性分化 / 卵形成 / Nanos2 / Dazl / 雄性分化 / RNA結合タンパク質 |
研究成果の概要 |
(1) マウスを用いて、生殖細胞の雄性分化(性的に未分化な生殖細胞が精子を作る生殖細胞へ分化する発生過程)の分子機構をRNA結合タンパク質、Nanos2に着目し解析した。その結果、Nanos2は同じくRNA結合タンパク質であるDazlと標的RNAに対する拮抗作用を有すること、また、雄性分化にはNanos2によるDazlの抑制が重要であることを明らかにした。 (2) 卵形成における遺伝子Aに着目し、以下の点を明らかにした。(1) 卵形成過程において遺伝子Aは転写後抑制を受ける。(2) この転写後抑制は遺伝子Aの3'UTRを介する。(3) この制御が破綻すると、一回の出産における産子数が減少する。
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