研究課題
若手研究(B)
ゲノム編集によってSox3ノックアウトメダカを作出したところ、成熟したXX個体はすべてメスに、XY個体はすべてオスに分化したことから、メダカではSox3が性分化に必要ないことが示された。これらの結果から、もともと性分化に関与しないSox3が、既存の遺伝子系を流用することでインドメダカの性決定遺伝子になった(co-option仮説)のではなく、インドメダカで新たな発現パターンを獲得することによって新奇の性決定パスウェイを獲得したこと(de novo仮説)が示唆された。
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