研究課題/領域番号 |
25840109
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山野 隆志 京都大学, 生命科学研究科, 助教 (70570167)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | CO2シグナル伝達 / 光合成 / 無機炭素濃縮機構 / クラミドモナス / CO2感知 |
研究成果の概要 |
多くの藻類はCO2濃度の低下にともなって無機炭素輸送体を発現誘導し、細胞内に能動的に無機炭素を輸送・濃縮する無機炭素濃縮機構(CCM)を持つ。真核生物のCCMにおけるCO2の感知機構や、無機炭素輸送体分子は不明であった。本研究ではCCM1複合体によるCO2感知機構の解析と平行して、新規シグナル伝達因子としてシロイヌナズナで葉緑体のカルシウムセンサーとして報告されているCASのホモログ遺伝子を同定した。さらにHLA3とLCIAがそれぞれ細胞膜と葉緑体包膜に局在し無機炭素輸送体として機能すること、CCM1とCASがこれらの2つの遺伝子の発現制御に関わることを示した。
|