研究課題/領域番号 |
25840136
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
矢野 興一 岡山理科大学, 生物地球学部, 講師 (60582757)
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研究協力者 |
星野 卓二 岡山理科大学, 生物地球学部, 教授
池田 博 東京大学, 総合研究博物館, 准教授
JIN Xiao-Feng 杭州師範大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 系統分類 / 系統進化 / カヤツリグサ科 / スゲ属 / 染色体 |
研究成果の概要 |
被子植物の中で多様化した分類群の一つとされるカヤツリグサ科スゲ属植物の原始的な種群と考えられているタガネソウ節について、系統分類学的関係、染色体進化、生活史特性を明らかにした。その結果、タガネソウ節を含めて葉の幅が広いHemiscaposae節やSurculosae節がスゲ属の祖先的な系統位置になり、強く単系統性を示すことがわかった(タガネソウ節クレード)。また、タガネソウ節クレードの染色体数は2=12か2n=24のスゲ属のなかでも大型で少ない染色体数を持つことがわかった。さらに、風媒花がほとんどのスゲ属において、タガネソウ節クレードの一部の分類群に虫媒花があることが明らかになった。
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