研究課題/領域番号 |
25840138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
角川 洋子 首都大学東京, 理工学研究科, 准教授 (70575141)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生物多様性 / 種分化 / シダ植物 / 表現型相関 / 遺伝相関 / 渓流沿い植物 / 細葉形質 / 葉柄形質 / 自然選択 / 適応進化 / 適応的形質 |
研究成果の概要 |
渓流沿い植物ヤシャゼンマイとゼンマイの間において種間の詳細な比較観察および形質測定を行い、細葉形質に関わる3形質以外にも葉柄の太さや葉面積あたりの重さで種差があったので、作成した雑種後代で各形質間の表現型相関を解析した。その結果、細葉形質と葉柄の太さの間には相関がみられた。いずれの形質も単一の遺伝子で支配されておらず、複数の連鎖群上の遺伝子に支配されていることが明らかになった。それぞれの遺伝効果は大きくないが、異なる形質を支配する遺伝子が互いに同じ連鎖群上の近傍に位置していた。つまり、ひとつのゲノム領域にみられる遺伝的分化が結果的に大きな形態形質の差異を生み出していることが考えられた。
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