研究課題/領域番号 |
25840147
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
|
研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
小松 浩典 独立行政法人国立科学博物館, 動物研究部, 研究主幹 (10435737)
|
研究協力者 |
武田 正倫
LI Xinzheng
田中 優平
下條 敬明
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 小笠原諸島 / DNAバーコード / 隠蔽種 / 十脚目 |
研究成果の概要 |
小笠原諸島浅海域において計47回のSCUBA潜水調査を行い、約1300個体のカニ類を採集した。未だ分類学的研究の途上であるが、これまでに18科58属69種のタクサを認識している。この中で特筆すべきものとして、オガサワラヒシガニを新種記載し、ヤワラガニ科の1未記載種、オウギガニ科の1未記載種の新種記載論文を準備中である。また、サンゴガニ科のアラメサンゴガニに隠蔽種が存在することがDNAバーコードにより明らかになった。オガサワラヒシガニには二次性徴による大きな形態変異があること、オウギガニ科のルリモンガニに見られる色彩の二型は種内の色彩変異であることが、DNAバーコードにより明らかになった。
|