研究課題
若手研究(B)
霊長類・哺乳類の踵骨(足の「かかと」の骨)は化石の研究に有用であるが、踵骨形態・サイズと体重との関係や変異については詳しくわかっていなかった。そこで、標本に基づく計測統計的・形態的基礎研究を行った。踵骨研究のための計測部位について最適な箇所を決定でき、データベースを作る基礎ができた。踵骨からの体重推定においては、「後距骨関節面の幅」が非常に適していることがわかった。つまり、この「幅」は行動様式よりも体サイズにより制約されている可能性がある。また、化石哺乳類の踵骨について予備的な計測や比較・記載研究を行った。
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The Bulletin of Research Institute of Natural Sciences, Okayama University of Science
巻: 39 ページ: 37-41
110009687567
http://earth.sci.ehime-u.ac.jp/~tsubamoto/Tsubamoto_Research.html