研究課題/領域番号 |
25850006
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
塩野 克宏 福井県立大学, 生物資源学部, 准教授 (20610695)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ROLバリア / 洪水 / 耐湿性 / 育種学 / 湿害 / ストレス / スベリン / 低酸素 / 根 / イネ / 冠水 / 酸素通気 / アブシシン酸 |
研究成果の概要 |
水田転換畑での畑作物の湿害回避が求められている。しかし、耐湿性メカニズムには未解明な部分が多く、耐湿性品種の作出が困難な状況にある。イネなどの湿生植物がもつROLバリアは耐湿性の重要形質であるが、その誘導機構は不明である。本研究ではイネのROLバリアの形成へのABAの関与を検証し、ROLバリアがABAを介したスベリン化により誘導されることが分かった。さらに、畑作物でも同様なメカニズムが保存されているかを調べたところ、外生ABAはオオムギにROLバリアを付与した。このことから、畑作物へのバリア機能の付与にはABAよりも上流にあるシグナル伝達や環境因子のセンシング機構が重要であることが分かった。
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