乾燥ストレス条件下で生育の抑制がなく且つ耐性を向上させた植物の開発

研究課題

研究課題/領域番号	25850007
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	遺伝育種科学
研究機関	東京大学
研究代表者	戸高大輔東京大学, 農学生命科学研究科, 特任助教 (10533995)
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス	完了 (2014年度)
配分額 *注記	4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円) 2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円) 2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード	乾燥ストレス / イネ / 生長
研究成果の概要	転写因子をコードするDREB遺伝子を植物に導入し恒常的に過剰発現させると環境ストレス耐性を向上させることができる一方で、生育が抑制されてしまう。本研究では、生育を正に制御する転写因子であるOsPIL1遺伝子を利用し、この生育の抑制を克服することを目指した。 DREB1及びOsPIL1両転写因子は互いの転写活性化能に負の影響を与えず独立に転写が正に制御されることを明らかにした。OsPIL1 DREB1A二重過剰発現植物は、DREB1A過剰発現植物と比べその生育が良好になると共に同等のストレス耐性を有していた。これらより、ストレス耐性植物の生育はOsPIL1の利用によって改善できる可能性が示された。

報告書

(3件)