研究課題/領域番号 |
25850032
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 独立行政法人農業生物資源研究所 |
研究代表者 |
石橋 和大 独立行政法人農業生物資源研究所, 植物・微生物間相互作用研究ユニット, 任期付研究員 (20611742)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | マイナス鎖RNAウイルス / 逆遺伝学 / イネ縞葉枯ウイルス / トマト黄化えそウイルス / 出芽酵母 |
研究成果の概要 |
植物のマイナス鎖RNAウイルスは遺伝子操作実験系が確立されておらず,増殖過程には未解明の点が多い.本研究は,イネ縞葉枯ウイルス(RSV)のウイルス粒子(RNP)を再構築することにより遺伝子操作実験系の確立を目指した.試験管内でのRSV RNPの再構築は成功には至らなかった.一方,細胞内でのRNPの再構築も試み,RSVではポジティブな結果を得るには至らなかったが,近縁のトマト黄化えそウイルス(TSWV)を用いた場合に,TSWVゲノムのうち一番短い分節であるS RNAを出芽酵母細胞内で複製させることができた.この結果はTSWV RNPが出芽酵母細胞内で形成されたことを強く示唆するものである.
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