研究課題/領域番号 |
25850051
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
田岡 東 金沢大学, 自然システム学系, 助教 (20401888)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 細菌 / 磁性 / 磁鉄鉱 / ヘム蛋白質 / シトクロム / バイオミネラリゼーション / 蛋白質 / オルガネラ / 電子伝達 / イメージング / へム蛋白質 / 磁気微粒子 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、磁性細菌における磁鉄鉱結晶形成機構の分子基盤を明らかにすることを目的として、磁性細菌ゲノムの保存された新奇のc型シトクロムの機能解析を行った。その結果、MamPは2つのヘムcをもつ膜結合型シトクロムであり、細胞質膜に局在し、磁鉄鉱結晶が合成される対数増殖期に発現が誘導されることがわかった。また、MamPは、マグネトソームにおける磁鉄鉱結晶の成長を促進する蛋白質であることが明らかになった。さらに、MamPが嫌気呼吸経路である脱窒との電子伝搬に関わることが示唆され、磁鉄鉱結晶形成時の電子伝達経路についてモデルを提案した。
|