研究課題/領域番号 |
25850099
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 独立行政法人水産大学校 |
研究代表者 |
杉浦 義正 独立行政法人水産大学校, その他部局等, 准教授 (60608107)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 褐藻 / アレルギー / 生理活性 / 食品機能 / 水産化学 / 低利用食用褐藻類 / 抗アレルギー効果 / 抗炎症効果 / フロロタンニン |
研究成果の概要 |
サガラメ脂溶性画分から有効成分としてフタル酸ビス(2-エチルヘキシル)が単離・同定された。腸管モデル細胞のCaco-2細胞を用いて透過を確認したところ、透過率は褐藻抽出物で3~17 %程度、精製フロロタンニン2種で約30 %であった。フロロタンニン(Pt)は花粉症モデル、食物アレルギーモデルに対してともに有効性を示し、その効果は免疫調節に起因していることが示唆された。さらに、Ptの脱顆粒抑制機序を調べるため、プロテインキナーゼCα発現に対する影響を調べたが、抑制は認められなかった。また、フコキサンチンにも、in vivo、in vitro試験いずれにおいても、抗アレルギー性が確認された。
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