研究課題/領域番号 |
25850118
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
田原 恒 独立行政法人森林総合研究所, 生物工学研究領域, 主任研究員 (70445740)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | Eucalyptus camaldulensis / フトモモ科 / 酸性土壌 / アルミニウム耐性機構 / ストレス応答 / エノテインB / 加水分解性タンニン / ポリフェノール / フトモモ科樹木 |
研究成果の概要 |
Eucalyptus camaldulensis(ユーカリ)は、酸性土壌で問題となるアルミニウム害に強い耐性を示し、根に新規のアルミニウム無毒化物質エノテインBを含む。(1)根にエノテインBを多く含む樹木ほどアルミニウム耐性が高い。(2)エノテインBと結合したアルミニウムは、植物にとって無毒である。(3)エノテインBは、有機酸が競合した状態でもアルミニウムと結合し、他の金属よりもアルミニウムと優先的に結合する。以上の結果から、根内でエノテインBがアルミニウムと結合してアルミニウムを無毒化することで、ユーカリのアルミニウム耐性に寄与していると考えられた。
|