研究課題/領域番号 |
25850127
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
津留 美紀子 独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋生命理工学研究開発センター, 技術主事 (60399574)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ナノファイバーセルロース / セルラーゼ / プロテアーゼ / ゼラチン / ハイスループット / 酵素活性測定 / ナノファイバー / セルロース |
研究成果の概要 |
ナノファイバー構造のセルロース表面に、インクジェット技術を用いてセルラーゼ溶液を数十pL滴下すると、加水分解に伴って基板表面に凹みが形成される。研究代表者は、加水分解で生じる凹みの体積を3Dコンフォーカル顕微鏡を用いて精密に経時測定することにより、セルロースの酵素分解速度を超高感度に測定する手法を確立した。さらにゼラチンゲルを基質に用いて、プロテアーゼ活性を測定することにも成功した。酵素活性測定は反応生成物を定量するのが一般的である。本手法は、基質の加水分解に伴う体積変化を指標として酵素活性測定する新手法であり、これまで困難であった水に不溶な基質の酵素加水分解の高感度測定に広く応用可能である。
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