研究課題/領域番号 |
25850131
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 独立行政法人水産総合研究センター |
研究代表者 |
羽野 健志 独立行政法人水産総合研究センター, 瀬戸内海区水産研究所, 研究員 (30621057)
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連携研究者 |
伊藤 克敏 国立研究開発法人・水産総合研究センター, 瀬戸内海区水産研究所, 主任研究員 (80450782)
河野 久美子 国立研究開発法人・水産総合研究センター, 瀬戸内海区水産研究所, 主任研究員 (10371973)
伊藤 真奈 国立研究開発法人・水産総合研究センター, 瀬戸内海区水産研究所, 任期付研究員 (60735900)
大久保 信幸 国立研究開発法人・水産総合研究センター, 瀬戸内海区水産研究所, 主任研究員 (50371787)
持田 和彦
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | タウリン / メタボローム解析 / 肝機能 / 解毒排泄 / 有害化学物質 / 養殖 / 食の安全 / 肝臓 / フェナントレン / 毒性軽減 / 排泄促進 / 薬物代謝酵素 / カドミウム / 代謝物総体解析 |
研究成果の概要 |
本研究では、海産魚類に対し滋養効果を有するタウリンが①有害化学物質の解毒・排泄に与える効果及び②その作用機構を明らかにすることを目的とした。①適切な濃度のタウリン投与により有害化学物質による死亡率が1/13-1/10にまで減少するとともに、排泄の亢進により蓄積が抑制される現象を観察した。②これは、タウリンを投与しないと肝臓中のアミノ酸、糖アルコール等の代謝物群にアンバランスが生じたことが一因であると考えられた。本研究は、タウリンの餌料添加の重要性を改めて示唆するものであり、海面養殖業において沿岸域の有害化学物質による汚染を軽減し安全な水産物供給に資する重要な知見を提供するものである。
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