研究課題
若手研究(B)
サルから分離されたCYN07-dV株を用いて、H蛋白質に3つの変異パターンにより、ヒトSLAM利用が利用可能であることを明らかにした。しかし、これら変異は、野生型CDVイヌ分離株のヒトSLAM利用のための普遍的な変異ではなかった。野生型CDVイヌ分離株が、ヒトSLAMを利用するためには、サル分離株に独特の変異も必要であることが明らかにした。したがって、野生型CDVが霊長類であるサルにおいて流行した時点で、ヒトSLAMの効率的な利用に必要な変異の一つも獲得したが、それだけでは不十分であり、ヒトSLAMの効率的な利用には、更なる変異が必要であることを明らかにした。
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J Virol
巻: 87 号: 12 ページ: 7170-7175
10.1128/jvi.03479-12