研究課題/領域番号 |
25850205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金本 英之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (70646728)
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研究協力者 |
沓内 統
小島 高
柿元 俊彰
Frank van Steenbeek
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 胆嚢粘液嚢腫 / 遺伝子 / 胆汁酸 / 犬種 / SNPs / ゲノム / 一塩基多型 / 犬種関連性肝胆道系疾患 / 一塩基伸長反応 / 犬種関連性肝疾患 / 犬の慢性肝炎 |
研究成果の概要 |
犬の胆嚢粘液嚢腫(GM)のゲノムDNAサンプルを用い、チワワ・ポメラニアンなど好発犬種において、一塩基多型(SNPs)に着目した候補遺伝子的アプローチ・網羅的アプローチによるゲノム解析を行ったが、統計学的に有意な関連遺伝子は同定されなかった。また、GMの病態と生体内の胆汁酸組成の変化について解析を行い、GMにおいて特定の胆汁酸の分画比が変化していることをあきらかにした。また、脂質とGMとの関連に関しても検討を行い、犬において、脂質代謝の変化により胆汁酸組成の変化や胆嚢運動性の低下がおこることをあきらかにした。これらの成果は今後GMの分子病態をあきらかにする上で有用な知見となると考えられた。
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