研究課題
若手研究(B)
幼若ホルモン(JH)は,昆虫の幼虫から蛹への変態(蛹化)を抑制するホルモンとして知られているが,その詳しい抑制分子メカニズムは明らかにされていなかった.本研究では,蛹への変態を誘導する遺伝子(蛹化決定遺伝子)に注目し,培養細胞を用いてJHによる蛹化抑制メカニズムを解析した.その結果, JH誘導性タンパク質(Kruppele homolog 1)が蛹化決定遺伝子の転写を直接抑制することで,昆虫の蛹化を抑制していることを初めて明らかにすることができた.
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)
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