研究課題
若手研究(B)
本研究は、Paenibacillus 属細菌由来新規キチナーゼChiWのキチン分解機構の解明と、その糖転移活性の向上を目的とした。(1) ChiWキチン分解能力の解明: ChiWの複合ドメイン構造を2.0オングストローム分解能で決定した。また、ChiWのドメイン構造がキチン分解時に協奏的に働いていることが示唆された。(2) ChiW糖転移活性の向上: 120-130%オリゴ糖合成活性が上昇した変異体が2種類取得された。(3) 細菌P. FPU-7のキチン分解機構に関する研究: P. FPU-7培養上清に含まれるタンパク質を決定した結果、ChiW以外にも複数種類のキチン分解酵素を見出した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 4件) 備考 (3件)
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