研究課題/領域番号 |
25850241
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
惠谷 浩子 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 研究員 (00470287)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 文化的景観 / 価値 / 保存計画 |
研究成果の概要 |
本研究は、重要文化的景観選定地区を対象とし、価値のとらえ方により選定地区を類型化すること、その上で、調査と価値評価、評価と保存計画の整合性について俯瞰し、検証した。特に、価値調査は、内容が多岐にわたるものが多かった。それゆえに、項目間のつながりや価値としての統合が難しいという側面も垣間見られた。地域の変化については調査報告書では多少触れられているものの、変化の仕組みや変化の中にある変わらないものといった計画に結び付けられる視点ではおこなわれていなかった。保存計画においても変化について具体的に書かれておらず、今後の課題と言える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重要文化的景観も増えているにもかかわらず、文化的景観としての価値付けが曖昧であることから、地域の生活・生業の何を守り、どうした変化であれば許容されるのかという問いが常に議論になる。本研究では、その根本にある価値付けの方法と、価値と保存計画の整合性について各事例を俯瞰し、そのあり方を分析した。
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