研究課題/領域番号 |
25860009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
家田 直弥 名古屋市立大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (00642026)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | パーオキシナイトライト / 一酸化窒素 / 活性窒素種 / 光ケージド化合物 / ケミカルバイオロジー / ケージド化合物 / 光ケージド / 可視光 / 光誘起電子移動 |
研究成果の概要 |
光誘起電子移動反応をトリガーとした、光制御パーオキシナイトライト発生剤の開発を行った。その過程で合成した化合物NOBL-1が、可視光で制御可能なNO発生剤になりうることが示唆された。NOBL-1は青色光でNOの発生を制御することが可能であり、培養細胞系においても高い時空間分解能を持って、NOの発生を制御できた。また、ラットの大動脈切片を用いたマグヌス試験において、NOの生理活性である血管弛緩を光制御できることを示した。NOBL-1はNOの作用を調べるためのケミカルツールとして用いられることが期待される。また、今後はこの知見を活かした光制御パーオキシナイトライト発生剤の開発を行う。
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