研究課題
若手研究(B)
鎖状高分子が多数の環状分子を貫いた構造は分子ネックレスとよばれる。この分子ネックレス構造の環状分子に対し,糖センサー分子のフェニルボロン酸(PBA)を導入することで,糖により崩壊する分子マシンになることを既に報告している。本研究では,新たにニトロフェニルボロン酸(NPBA)を用いた検討を行った。NPBAを用いた場合,グルコースに対する応答が改善した。これはNPBAの糖への高い親和性に加え,分子ネックレス中でのNPBAの3次元的配置によるものと考えられた。鎖状高分子の先にインスリンを導入して分子ネックレスを調製し,糖に応答しインスリンを放出する,人工膵臓としても機能することを確認した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 3件) 備考 (3件)
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