研究課題/領域番号 |
25860034
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
庵原 大輔 崇城大学, 薬学部, 助教 (40454954)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | フラーレン / がん光線力学療法 / ナノ粒子 / 活性酸素種 / 光増感剤 / 蛍光色素 / フラーレンC60 / シクロデキストリン |
研究成果の概要 |
C60 は既存の光増感剤と比較して、非常に高い量子収率を持つことから、一重項酸素などの活性酸素種を効率よく生成する光増感物質として注目を集めている。本研究では、親水性で生体適合性に優れる2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HP-β-CyD)を用いてC60をナノ粒子化し、その物理化学的性質・光吸収特性・生物活性を検討し、PDTにおける光増感剤としての有用性を明らかにした。さらに、蛍光色素を用いてC60ナノ粒子の光吸収特性を制御し、蛍光色素の励起波長の光で活性酸素種を生成可能な光増感剤を構築した。
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