研究課題/領域番号 |
25860057
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮田 真路 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 助教 (60533792)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | プロテオグリカン / コンドロイチン硫酸 / ペリニューロナルネット / 神経可塑性 / 糖鎖生物学 |
研究成果の概要 |
申請者は、神経細胞の周囲でペリニューロナルネットを形成するコンドロイチン硫酸プロテオグリカンによって神経可塑性が制御される分子機構の解明を目指した。成体でも未熟なコンドロイチン硫酸鎖構造を発現する遺伝子改変マウスでは、ペリニューロナルネットの形成が低下するのに加え、その主要成分であるアグリカンの量が顕著に減少していた。さらに、遺伝子改変マウス由来のアグリカンは、脳に発現するプロテアーゼに対する感受性が増加していた。つまり、発達期におけるコンドロイチン硫酸の構造変化は、アグリカンの安定性を介してペリニューロナルネットの形成を調節し、それによって神経可塑性が制御されることが明らかになった。
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