研究課題/領域番号 |
25860075
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
藤原 博典 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 助教 (10396442)
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研究協力者 |
吉田 淳
星野 遥
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知症 / アルツハイマー病 / GSK-3β / タウ蛋白 / CRMP2 / 黄連解毒湯 / 三黄瀉心湯 / タウタンパクリン酸化 / 漢方 / タウ蛋白リン酸化 / 黄ごん / タウ蛋白リン酸化抑制作用 / GSK-3β阻害作用 / 嗅球摘出(OBX)マウス / 老化促進マウス |
研究成果の概要 |
タウ蛋白を標的とした和漢薬由来認知症治療薬の基礎研究として,タウリン酸化酵素であるGSK-3βの阻害作用を有する黄連解毒湯および三黄瀉心湯の効果を解析した。これらの和漢薬を投与することにより,加齢促進モデルマウスの短期エピソード記憶障害が有意に改善され,その作用機序として,大脳皮質のGSK-3β阻害による神経細胞の機能維持に寄与する蛋白であるCRMP2のリン酸化抑制が関与することが示唆された。一方,リン酸化タウは各群で差がなかったことから,SAMP8大脳皮質ではCRPM2がタウより早期にリン酸化されることが明らかとなり,CRPM2が認知症の早期バイオマーカーとなることが示唆された。
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