研究課題/領域番号 |
25860167
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
駒切 洋 岩手医科大学, 医学部, 助教 (80405753)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | チャネル / 生体膜 / 低浸透圧 / カルシウムチャネル / 細胞・組織 / 生理学 / カルシウム流入 / 調節性容積減少 / 皮質集合管 |
研究成果の概要 |
腎皮質集合管主細胞における低浸透圧刺激時のCa2+流入経路を明らかにするために実験を行い、以下の結果を得た。1)低浸透圧刺激時のBKチャネル活性化にニカルジピン感受性Ca2+流入経路が関与することが示唆された。2)RT-PCR法から皮質集合管におけるT型カルシウムチャネルの発現が示された。3)低浸透圧刺激時にニカルジピン感受性、ガドリニウム及びニッケル非感受性の陽イオン電流の活性化が観察された。この電流はTRPC3チャネル選択的阻害薬であるpyr3によって強く抑制された。以上の結果からこれまで予想されていたTRPV4チャネルとは異なる低浸透圧活性化陽イオンコンダクタンスの存在が示唆された。
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