MARCH9によるNF-κB制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 25860207
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 医化学一般
• 研究機関: 群馬大学
• 研究代表者: 後藤 栄治 群馬大学, 生体調節研究所, 助教 (40435649)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: ユビキチン / NF-κB

研究成果の概要

NF-κBはストレスや紫外線など様々な刺激により活性化し、免疫応答、炎症等、生命に必須のシグナルを伝達する分子である。NF-κB制御機構の破綻は、癌、炎症性疾患及び自己免疫疾患など様々な疾患の原因となることが知られている。本研究では、NF-κBの制御に関与することが示唆される新規分子MARCH9を同定した。今後さらにMARCH9の詳細な機能を解析することにより、様々な疾患の原因解明及び、将来の治療戦略へ新たな手掛かりを示すことが出来るのではないかと期待される。

研究成果

• [雑誌論文] Structural and functional analyses of DNA-sensing and immune activation by human cGAS (2013)
  • 著者名/発表者名: Kazuki Kato, Ryohei Ishii, Eiji Goto, Ryuichiro Ishitani, Fuminori Tokunaga, and Osamu Nureki
  • 雑誌名: PLoS One 巻: 8 号: 10 ページ: e76983-e76983
  • DOI: 10.1371/journal.pone.0076983
  • 査読あり
• [学会発表] CRISPR/Cas9法を用いたLUBAC欠損細胞の作製とNF-κB活性制御への影響 (2014)
  • 著者名/発表者名: 後藤栄治
  • 学会等名: 第37回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: パシフィコ横浜（神奈川県）
  • 年月日: 2014-11-25 – 2014-11-27
• [備考] 群馬大学生体調節研究所 分子細胞制御分野ホームページ
  • URL: http://molcellbiol.imcr.gunma-u.ac.jp/research.html