研究課題/領域番号 |
25860226
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | ディナベック株式会社 |
研究代表者 |
伴 浩志 ディナベック株式会社, その他部局等, 研究員 (60373544)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | RNP / ベクター / iPS細胞 / センダイウイルスベクター / 温度感受性 |
研究実績の概要 |
本研究では温度感受性RNPベクターによる細胞制御を目的として、RNPベクターにOCT4、SOX2、KLF4、cMYCの搭載を行い、ヒト包皮線維芽細胞であるBJ細胞よりiPS細胞の作製を行った。その結果、RNPベクターで誘導されたiPS細胞は、OCT4、NANOG、SSEA4、TRA-1-60,TRA1-81をタンパク質レベルで発現していることが免疫染色により明らかになった。また、遺伝子レベルの解析では、NANOG、TERTが発現していることが確認された。NOD-scidマウスにiPS細胞を移植し、in vivoにおいてテラトーマの形成が認められた。 cMYCを搭載した温度感受性のRNPベクターをHeLa細胞に導入し、35℃で培養後、温度感受性RNPベクターの非許容温度である39℃で培養を行うことで、遺伝子レベルで細胞内から除去できることを示した。 温度感受性RNPベクターによるiPS細胞の誘導と温度シフトによるベクター除去により、本研究の主目的である温度感受性RNPベクターの細胞制御を達成した。
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