研究課題/領域番号 |
25860306
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
谷端 淳 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 遺伝子疾患治療研究部, 流動研究員 (00508426)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 筋ジストロフィー / 筋小胞体 / SERCA / nNOS / カルシウム動態 / 細胞内カルシウム動態 / 短縮型ジストロフィン / nNOS / 細胞内カルシウム濃度 / リアノジン受容体 |
研究成果の概要 |
DMDはジストロフィン (Dys) 遺伝子変異が原因で発症し、骨格筋・心筋に重篤な臨床症状を起こす一方で、Dys遺伝子のexon45-55を欠損した患者はほぼ無症状である。この短縮型Dys(Δ45-55Dys)の機能をΔ45-55Dysのみが発現するマウス(Tg/mdx)を作出し検討した。Δ45-55Dys は全長Dysと同等の機能を有していた。一方で、SRのリアノジン受容体 (RyR1) はmdxと同程度ニトロシル化され、細胞内Ca2+濃度の上昇を惹起していたものの、その機能とSERCAの機能は野生型と同程度であった。細胞内Ca2+動態を調節することがDMDの治療法を考えるうえで重要である。
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